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![]() 品川グランドセントラルタワー | |
種類 | 株式会社 (日本) |
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市場情報 | 東証1部 4578 2010年12月15日上場 |
略称 | 大塚HD |
本社所在地 | ![]() 〒108-8241 東京都港区港南二丁目16番4号 品川グランドセントラルタワー |
本店所在地 | 〒101-0048 東京都千代田区神田司町二丁目9番地 |
設立 | 2008年7月8日(創業:1921年) |
法人番号 | 4010001118786 ![]() |
事業内容 | 持株会社として、グループ経営戦略、経営管理ならびに事業専門サービスの提供 |
代表者 | 代表取締役会長 大塚一郎 代表取締役社長兼CEO 樋口達夫 |
資本金 | 816億90百万円 (2016年12月31日現在) |
発行済株式総数 | 5億5,783万5,617株 (2017年8月14日現在) |
売上高 | 連結1兆1,955億47百万円 (2016年12月期) |
純利益 | 連結933億32百万円 (2016年12月期) |
純資産 | 連結1兆7,384億41百万円 (2016年12月31日現在) |
総資産 | 連結2兆4,782億90百万円 (2016年12月31日現在) |
従業員数 | 連結45,000人 (2016年12月31日現在) |
決算期 | 12月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
主要株主 | 野村信託銀行(株)大塚創業家持株会信託口 11.43% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 5.94% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 4.32% 大塚エステート有限会社 4.29% 大塚グループ従業員持株会 2.50% (株)阿波銀行 2.02% (2017年6月30日現在) |
関係する人物 | 大塚明彦(初代会長) |
外部リンク | https://www.otsuka.com/jp/ |
大塚ホールディングス株式会社(おおつかホールディングス、Otsuka Holdings Co.,Ltd.)は、大塚製薬をはじめとする「大塚グループ」の持株会社である。
概説
持株会社制導入前の大塚グループは、事業会社各社が相互に株式を持ち合い、全体を統括する親会社はなかった。しかし、2008年になり、グループとしての経営を強化するため、大塚製薬が株式移転により親会社として同社を設立し、他のグループ各社も同社の傘下に収まることで、持株会社制をとるようになった。2010年12月15日には、東京証券取引所第一部に上場。
2012年時点での日本の医薬品企業(製薬メーカー)での売上高は4位、世界の医薬品企業の売上高順位では20位である。武田薬品工業(世界14位)・アステラス製薬(同18位)・第一三共(同19位)・エーザイ(同25位)と共に国内5大医薬品メーカーのひとつである[1]。
グループ共通の理念は「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」。コーポレートシンボルは2007年6月から導入されている大塚製薬のコーポレートシンボルを継承している。
登記上の本店所在地は東京都千代田区神田司町二丁目9番地だが、実際の本社オフィスである東京本部は品川グランドセントラルタワー(東京都港区港南二丁目16番4号)にある。
沿革
- 1921年 - 大塚製薬工場創業。
- 1950年 - 大塚化学設立。
- 1955年 - 大塚食品設立。
- 1963年 - 大鵬薬品工業設立。
- 1964年 - 大塚製薬設立。
- 2008年
- 7月8日 - 大塚製薬が株式移転を行い、新設親会社として大塚ホールディングス株式会社設立。
- 10月1日 - 会社分割(簡易分割)により、大塚製薬の株式管理事業に関する権利業務の一部を継承。これにより、大塚製薬工場が当社の子会社に、大塚倉庫が当社の完全子会社となる。
- 10月31日 - 株式交換により、大塚製薬工場を完全子会社化。
- 11月1日 - 会社分割(簡易分割)により、大塚製薬工場、大塚倉庫の株式管理事業に関する権利業務の一部を継承。これにより、大鵬薬品工業が当社の子会社となる。
- 2009年
- 1月1日 - 株式交換により、大鵬薬品工業を完全子会社化。
- 3月 - まんがヘルシー文庫シリーズにて小学生が描いた健康に関する絵画作品募集を地球規模でのテストとして実施。
- 3月27日 - 第三者割当増資の引き受けにより、大塚化学ホールディングスを子会社化。
- 7月1日 - 株式交換により、大塚化学ホールディングスを完全子会社化。同社は事業子会社だった大塚化学を吸収合併し、商号を大塚化学に変更。
- 8月1日 - 会社分割(簡易分割)により、大塚化学の株式管理事業に関する権利業務の一部を継承。
- 2010年
- 2月 - 小学生が描いた健康に関する絵画作品を掲載した新・まんがヘルシー文庫第3集を発刊。
- 10月29日 - 東京都内で行われた臨時株主総会で、株式上場に必要な定款変更の議案が承認された
- 12月15日 - 東京証券取引所市場第一部に上場。
- 2011年
- 2月15日 - 当社の直接子会社として大塚メディカルデバイスを設立。
- 4月1日 - メディカルデバイス事業に係る関係会社株式等管理事業を簡易吸収分割により大塚メディカルデバイスへ承継(同時に子会社の大塚製薬もメディカルデバイス事業に係る関係会社株式等管理事業を簡易吸収分割により大塚メディカルデバイスへ承継)。これにより、グループ会社の株式会社JIMROが大塚メディカルデバイスの傘下となる。
- 2013年
- 3月 - まんがヘルシー文庫シリーズにて小学生が描いた健康に関する絵画作品の募集を地球規模で本格的に開始[2]。
- 2014年
- 2月 - 小学生が描いた健康に関する絵画作品を掲載したOTSUKAまんがヘルシー文庫を発刊。
- 6月27日 - 2013年11月13日に発表されていた決算日(事業年度の末日)を海外の連結子会社に合わせて3月31日から12月31日に変更することが定時株主総会で承認される。なお、第7期は経過期間として、同年4月1日から同年12月31日までの9ヶ月決算となる。
- 12月2日 - 子会社の大塚製薬を通じてアバニア ファーマシューティカルズを約35億3900万ドルで買収[3]。2015年1月13日に連結子会社化する。
- 2017年
- 1月24日 - 日経平均株価採用。
- 2018年
- 1月1日 - 当社が行っていた超音波腎デナベーション治療デバイスの医療機器事業を会社分割(簡易吸収分割)により、子会社の大塚メディカルデバイスへ承継[4]。
- 4月1日 - 孫会社の大塚食品を直接の子会社化。
主な国内グループ会社
太字は主要事業会社
- 大塚製薬株式会社(完全子会社)
- イーエヌ大塚製薬株式会社
- 大塚電子株式会社
- 日本理化学工業株式会社
- 大塚テクノ株式会社
- 株式会社ジェイ・オー・ファーマ
- 大塚包装工業株式会社
- 大塚オーミ陶業株式会社
- 株式会社大塚製薬工場(完全子会社)
- 大鵬薬品工業株式会社(完全子会社)
- 岡山大鵬薬品株式会社
- 大塚倉庫株式会社(完全子会社)
- 大輪総合運輸株式会社
- ハイエスサービス株式会社
- 大塚化学株式会社(完全子会社)
- 大塚ターフテック株式会社
- ILS株式会社
- 東山フイルム株式会社 ※2014年11月、買収に伴って大塚化学の子会社となり大塚グループ入り
- エムジーシー大塚ケミカル株式会社(大塚化学と三菱ガス化学との合弁会社)
- 大塚メディカルデバイス株式会社(完全子会社)
- 株式会社JIMRO
- KiSCO株式会社 ※2011年10月、買収に伴って大塚メディカルデバイスの子会社となり大塚グループ入り
- 株式会社リリアム大塚
- 大塚食品株式会社(完全子会社)
- 大塚リッジ株式会社
- 大塚チルド食品株式会社
- 大塚ウエルネスベンディング株式会社(大塚製薬と大塚食品との合弁会社)
- 持分法適用会社
- アース製薬株式会社(大塚製薬と大塚製薬工場が株式を保有)
- アース環境サービス株式会社
- ネオス株式会社(大塚ウエルネスベンディングが株式を保有)
- 株式会社リボミック
- ニチバン株式会社(大鵬薬品工業が株式を保有)
大塚HDの大株主である大塚エステート有限会社(本店:大塚化学本社内)、大塚アセット株式会社(本店:徳島県鳴門市)は大塚家の資産管理会社のためグループ会社には含まれない。
また、アース製薬株式会社は完全子会社として株式会社バスクリンや白元アース株式会社を傘下に持っているが、これら2社については当社のグループ会社としてはカウントされていない。
脚注
外部リンク
- 大塚ホールディングス株式会社|ホームページ
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出典:ウィキペディア
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「大塚ホールディングス」を素材として二次利用しています。
●クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0
https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/
