花王株式会社は、東京都中央区日本橋茅場町に本社を構える、日本を代表する化学日用品メーカーです。現在、東京証券取引所のプライム市場に上場しています(証券コード:4452)。 創業は1887(明治20)年のことで、創業者の長瀬富郎氏が東京・日本橋馬喰町で、せっけんや日用品、文房具などの販売を手掛けるため花王の前身である『長瀬商店』を創業したことに始まります。1890(明治23)年には、せっけんの製造・販売を開始します。当時のせっけんは輸入品が主流であったために大変な高級品であり、また国内品は価格が安いのですが品質は良くないものばかりでした。そこで創業者の長瀬富郎氏は試行錯誤の結果、比較的安価ではありますが品質の良い『花王石鹸』を製造・販売したのでした。またこの頃にはせっけんの名前に『花王』という名称を名付けました。社名の『花王』はこの時にできたんですよ。加えて、皆さんに「花王のマークって知ってる?」と聞けば、ほとんどの人が「月のマーク!」と答えると思いますが、この『月のマーク』もこの時に作られたんですよ。但し、大きな声では言えませんが、この当時の『月のマーク』は現在のそれとはまったく違い、おじいさんの三日月に吹き出しの「花王石鹸」という文字入りのものです。興味のある方は是非ネットで検索してみてくださいね。 その後も日本の成長とともに、日用品の需要の増加に伴い業績を向上させていきます。現在では、洗濯洗剤には「アタック」、漂白剤には「ハイター」、手洗い用液体せっけんには「ビオレ」、制汗デオドラントには「8×4」、食器用洗剤には「キュキュット」、更には入浴剤には「バブ」など、誰でも聞いたことがある、なじみの深い商品を数多く商品化して販売しています。 また、テレビコマーシャルにも力を入れており、キャッチフレーズであった「清潔な暮らしをひろげる月のマークの花王石鹸」や「清潔で美しく健やかな毎日をめざす花王」などは、今でも記憶に残っていますよ。












