JR西日本
西日本旅客鉄道株式会社は、大阪市北区に本社を構える鉄道事業を中心とする運輸企業です。通称は「JR西日本」、コーポレートカラーは「青色」ですね。
営業エリアは、山陽新幹線の全線、北陸新幹線の一部、及び本州の西日本エリア等です。JRの中ではJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)に次ぐ規模を誇っています。
営業戦略としては、①新幹線による「都市間輸送」、②近畿地方の都市近郊区間の在来線輸送(アーバンネットワーク)、③近畿圏以外の地域の在来線輸送、の3つに分類されます。
『ドル箱』とも呼ばれる新幹線により高速輸送による「都市間輸送」を実現し、新幹線を利用した乗客を近畿圏の在来線「アーバンネットワーク」で輸送するという仕組みを構築しています。これは近畿圏には阪急阪神鉄道や近畿日本鉄道といった私鉄が非常に発展しているため、鉄道利用者の競争が激しいため利便性の向上を図る目的としています。
そのため、近畿圏に別の地域から行かれる方は、JRで行かれる場合は新幹線でターミナル駅まで行き、そこから『京都線』『神戸線』『琵琶湖線』(これらはいずれも東海道本線・山陽本線の区間の別名です)を走る「特別快速」「新快速」といった在来線としては非常に珍しい『快速鉄道網』で移動するといった方が多いのではないでしょうか。私も若かりし日には『青春18きっぷ』で西日本方面に旅行に行った際には『快速電車』に大変助けられたものです。
その他のエリアへは、在来線に対しては例えば北陸地方向けに「サンダーバード」、南紀方面向けに「ワードビュー南紀」、出雲方面向けに「サンライズ出雲」といった特急列車による輸送が行われています。
変わったところでは、『梅小路蒸気機関車館』が京都駅のすぐ近くにあり、蒸気機関車が何両も動態保存(動かせる状態での保存)がされており、私も『C62』の「つばめ号」に乗車した経験があります。これらは現在では「京都鉄道博物館」に移転され展示されています。










